解体後ラジエーター

本格水冷PCの清掃とパーツ交換作業

今回は本格水冷PC(スタッフの私物)のパーツ交換や清掃をしたので経過を記事にしてみました。
内容的にはかなり極端な内容になっておりますが、基本的にはスタッフの趣味です。
いわゆる「ロマンです」という感じでやっています。

いくつか注意点があります。

  • 前述とおりスタッフの趣味によるもののため割とテキトウです。
  • 「こういうのいいんじゃないかな?」みたいな感じでパーツ選んで組んでやってみた結果
    「うーん…なんか違う」となることがあります。
  • かなり構成が極端なものなのであまり参考にはなりません。
    「ただ、こういうPCもあります」という紹介に近いです。
  • 紹介に近いのであまり細かい説明解説はせずダイジェストで書いています。

【解体前のPC】

水冷PC解体前

こちらが今回清掃交換するPCです。

ざっくりと各パーツの紹介をします。
CPU: Intel® Core™ i9-12900KF Processor
GPU:ASRock AMD Radeon™ RX 7900 XTX AQUA 24GB OC
MB:ASRock Z690 AQUA OC
Mem:Team T-Force DELTA RGB DDR5 DESKTOP MEMORY WHITE (DDR5-6400 16GBx2)
SSD1:Samsung 990 PRO MZ-V9P1T0B-IT (M.2 2280 1TB)
SSD2:Samsung 980 PRO MZ-V8P2T0B/IT (M.2 2280 2TB)
SSD3:Samsung 970 EVO MZ-V7E1T0B/IT (M.2 2280 1TB)
ケース:長尾製作所 オープンフレーム ver.E-ATX
以上となっております。

【クーラント抜き・分解】

長さの都合上端折りつつになりますのでご了承ください。
クーラント液は冷却水のことで 有害な液体なのでそのまま排水口に流し捨てたりはできません。
なので、こういう高吸水性樹脂という液体を吸収するもので固体にして可燃ごみとして捨てます。

高吸水樹脂

そしてこちらが分解後の状態です。

解体後PC本体
解体後ラジエーター

チューブが黄ばんでいるものとそうでないものがありますが素材が違うためだと思います。
黄ばみが強いものはポリウレタン(PU)製であまり黄ばんでいないものはポリ塩化ビニール(PVC)製です。
PVC製のほうが柔軟性があまりないものの黄ばみにくくPU製より安価なので今後はPVC製でやっていこうと思います。

【ファン・ラジエーター清掃】

取り外しができたのでファンとラジエーターの清掃に入ります。
ラジエーターからファンを取り外したらこうなっています。

分解後のファンとラジエーター

長らくむき出しで使用していたのでかなり埃がたまっていますね。
両方掃除機である程度吸引してファンは拭いて、ラジエーターはお湯と食器用洗剤で洗います。

清掃後ファン
清掃後ラジエーター

ラジエーターが予想以上にきれいになりました。
これで風がよく抜けるようになったので冷却効率が元に戻ります。

【増設パーツ】

冷却用のパーツを増設します。
増設するものはこちらに写っているものですが、一部サイズ違いのため買いなおしました。

追加パーツ

ざっくり紹介しますと

  • ラジエーターとポンプを追加
  • フィッティングを交換

となっております。

【クーラント液の充填】

これらを組み立ててチューブが繋ぎ終え、精製水で漏れ確認をしてクーラント液を充填します。

注水

漏れ確認のため各接続部分の下にタオルを敷いて行います。
漏れもなく起動もできればあとはポンプを連続稼働させてラジエーター、ポンプ等に残っている空気をタンクに送っていきます。

そして完了後がこちらです。

作業完了後

コード類がばらけていますがまたケース交換をすることになると思うのでしばらくこのまま使っていきます。

以上でかなりざっくりと駆け足とはなりましたが本格水冷PCの清掃とパーツ交換でした。
なお、PC本体と購入パーツは筆者の私物ですのでご了承ください。